これからの千年を、森とともに。
「千年の森自然学校」×「拓匠開発」の新しい挑戦

「ツリーハウスの街」ときいて、どんなものを想像しますか?
トムソーヤと仲間たちが、木の上で陽気な生活をするために集まる、夢のような街?
あるいは、大人も子供も隠れ家の感覚で楽しめる、レクリエーションの建物が並ぶアスレチックランド?
どちらも、違うんです。
「千年の森」のツリーハウスは、実は森の保全のためにつくられています。
森の手入れを目的とした、最初のツリーハウスができてから10 年あまり・・・
すでに30 ものツリーハウスが点在し、街をつくりはじめました。森と向き合って、
この森をどういう森にしていこうか。
そう考えて1 本の木を守ることを決めた瞬間から、あなたと森がつくる次のミレニアム、
ここから1000 年がはじまるのです。
そんな森に魅せられ、サポートしようと名乗りを上げた「拓匠開発」。「木」と「家」を
扱う企業として、「千年の森」と共に歩み始めました。
「Tree House for Next Millennium ツリーハウスの街」は、ツリーハウスを中心に森を保全するための仕組みを、森の潤滑油として企業がサポートしていき持続可能にするという、
新しいモデルケースです。

背景には、大切な森の悲しい現状がありました。

日本に広がる森林が、国土面積に占める割合は約67%。先進国において有数の森林大国です。
一昔前、木材の役割は家をつくる資材のみならず、家具や、生活に密着した雑貨、燃料も蒔炭材でした。その木材の需要が急速に拡大したのが戦後の復興の頃。供給が追いつかず政府は急速な植林を行いました。ただ木が成長する約40年の間に海外からの安い木材の輸入が進んだことで、日本の林業は衰退の一途を辿っています。結果、拡大造林されたスギやヒノキは現在収穫期を迎えていますが、使われずに放置される状況にあります。国産材の需要低下に伴い、森林の手入れをする費用が賄えず、荒廃している森林も少なくありません。荒廃した森林は、森のもつ機能を発揮するどころか、土砂災害や不法投棄など、人との関係において、解決すべき問題となっています。

千年の森自然学校長野県大町市/ 森の運営

300 ヘクタールの広大な森で、ツリーハウスと自然学校( 対親子・対学生)を運営する千年の森自然学校。30のツリーハウス、7 つの沢、20の滝、標高差は700m、豊かな自然環境広がり、土壌有機物やカモシカ約20 頭をはじめとした森林生態系に恵まれた、四季によっても表情が異なる豊かな森である。この森にはオートキャンプ場のような更地はなく、「遊び」「生活」「冒険」をテーマに共生林として森と人が共存する場を提供しており、森を探検するように散策に出かけると人間の本来のリズムや呼吸を思い出すことができる。その考え方に共感した、ツリーハウスを持つ家族や多くの自然学校への参加者が森を共に守り、つくり始めて約20 年・・・
家族が成長していくのと同様に、歴史を重ねている。