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お知らせ千葉銀行、京葉銀行によるポジティブ・インパクト・ファイナンスの取組みについて
この度、株式会社拓匠開発ホールディングス(代表取締役 工藤 英之)は、株式会社千葉銀行(頭取 米本 努)および株式会社京葉銀行(頭取 熊谷 俊行)の協力のもと、株式会社日本格付研究所による第三者意見を取得の上「ポジティブインパクト評価」を受け、その結果に基づき「ポジティブインパクトファイナンス」(以下、PIF)について融資契約を締結し、実行されたことをお知らせいたします。
ポジティブインパクトファイナンスとは
ポジティブインパクトファイナンスは、事業活動が経済、環境、社会に与えるポジティブおよびネガティブ効果を特定し、ネガティブ効果を緩和しながら、ポジティブな効果を最大化することを支援する融資手法です。この手法を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援しています。
今回弊社がいただいた評価は、千葉銀行とそのグループ会社である株式会社ちばぎん総合研究所が共同で行い、株式会社日本格付研究所による第三者意見を取得しております。
また、この評価制度のフレームワークは、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)の「ポジティブインパクト金融原則」に準拠していることが確認されています。
今回の融資の背景
今回のファイナンスは、拓匠開発ホールディングスが手がける千葉公園周辺の再開発計画「ネバーランド構想」の一環として、千葉公園エリアにライフスタイルホテルを建設するための資金に充当されます。
このプロジェクトは、千葉公園周辺を現代の宿場町として再生させ、地域に賑わいを取り戻すことを目指しています。
拓匠開発ホールディングスは宅地開発や住宅販売を手がける「拓匠開発グループ」を率いる企業として、持続可能な地域社会の実現に向けた事業を展開しております。
弊グループは、これまでに「平屋の街」や「Tiny Bakery トイットみずき」など、多くのプロジェクトでグッドデザイン賞を受賞し、地域に根ざした魅力的な不動産開発を推進してまいりました。
今後も、株式会社拓匠開発ホールディングスは、地域社会と共に持続可能な発展を追求し、満足を超えた“感動”を世の中に発信し続けて参ります。引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
※株式会社日本格付研究所(JCR)は、金融商品や企業の信用リスクを評価するために設立された格付機関。1998年に設立され、日本国内外の企業や債券に対して信用格付を行っており、JCRの格付は投資家がリスクを評価し、投資判断を行う際に重要な指標となります。
また、企業の財務健全性や信用力を評価することで、金融市場の健全な発展に貢献しています。JCRは、金融庁から指定された信用格付機関としても活動しています。
※ポジティブ・インパクト金融原則への準拠性、活用した評価指標の合理性についての第三者意見は株式会社日本格付研究所のウェブサイトをご覧ください。
【スキーム図】
融資契約の詳細は千葉銀行HP、京葉銀行HPをご覧ください。