概要
遊休地を近隣住民や地域の文化、地元のビジネスの為にシェアし有効活用する手法となる。千葉駅のすぐ側にある住宅地の中に残された屋敷林跡を、近隣住民が利用できるコミュニティスペースとした。様々な用途とデザインの可動式タイニーハウスを別の土地の廃屋や建築現場の残材、既存樹木を利用し製作。これらは対象土地の活用が決まれば別の遊休地でも展開が可能なように、移動可能な仕様とした。 近隣住民がただ顧客として利用するだけではなく、自身が文化の発信側になることが出来るよう、出店可能なシェアスペースとしている。この場所のみの一過性の企画ではなく、場所を移動しながらも永続的に続く仕組みとなっている。
評価
放置されていた空地の樹木にツリーハウスをつくり、地域のコミュニティスペースに。
「価値がない」と見放されていた土地や樹木に新たな活用方法を創造し、さらに地域交流の活性化にもつなげる取り組みが評価されました。